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会長挨拶
新潟大学医学部・歯学部ソフトテニス部OB/OG会「椿庭会(CHINTEIKAI)」のホームページをご覧くださいまして大変ありがとうございます。第三代椿庭会会長を仰せつかっております新潟大学大学院医歯学総合研究科の高橋昌です。
1869年開設の施薬院・種痘所を起源として1910年に官立医学専門学校として開設した新潟大学医学部の歴史の中で、ソフトテニス部の歴史は運動部の中では比較的新しいものです。新潟大学五十嵐キャンパスには軟式庭球部がありましたが、医学部は2年間の五十嵐キャンパスでの教養課程を修了すると3年生からは医学部のある旭町キャンパスに通学するため、授業や実習が終わってから五十嵐のテニスコートに向かうことは容易ではありませんでした。そのような中で、1977年に新潟高等学校軟式庭球部OBの澤口昭一先生(後の琉球大学眼科学教室教授)を中心として新潟大学医学部軟式庭球部は発足しました。その後、医療技術短期大学部(のちの医学部保健学科)、歯学部など旭町キャンパスに集う学生の部活として発展しながらその歴史を重ねて参りました。最初の卒業生を迎えた1979年4月よりOB/OG会として新潟県の県花「雪椿」と「庭球」から命名された「椿庭会」が発足し、初代会長には初代の部長(顧問)ウイルス学教室教授の浜田忠弥先生をお迎えして、OB/OG会としての活動を開始致しました。私が新潟大学医学部に入学した1982年当時は椿庭会員つまりOBの先生方と、私達現役部員の数がほぼ同じくらいという、大変にこじんまりとした部活でした。夏休みに入ると、浜田先生が準備して下さったスイカを様々なシャーレが積み重ねてある(あれは何だったのでしょう)ウイルス学教室の冷蔵庫から学食に運んで、東医体の壮行会を開催していました。浜田先生が「是非、君たちが勝って優勝するところを見たい」といつも仰られていましたが、なかなかその夢が実現することはありませんでした。その後、浜田先生のご退官に伴い1996年4月より保健学科教授で創設当時のメンバーでもある岩渕三哉先生が部長(顧問)そして、第二代椿庭会会長に就任されました。その頃から益々多くの旭町キャンパスの学生が軟式庭球部、現在のソフトテニス部に入部され、東医体優勝はおろか、連覇を成し遂げるなど輝かしい成績を挙げ、強豪クラブとして現在では旭町キャンパスの最も人数の多い部活の一つになりました。みな非常に明るく仲がよく、また礼儀正しい部活で、かつ真剣にスポーツにも取り組む、正に文武両道を地で行くクラブに成長を遂げて参りました。
岩渕先生のご退官に伴いまして2020年4月より高橋昌が第三代椿庭会会長を仰せつかることになりました。すでにOB/OGは数百人という大所帯となり、現役部員も70名前後で推移しています。私たちOB/OGが学生時代にテニスコートで、キャンパスで、そして学校町通りでともに過ごした仲間との時間は、振り返っても、人生において宝物の時間です。現役部員のみなさんが、その大切な時間を存分に謳歌できるようにOB/OGがしっかりと支えてあげられる、そのような「椿庭会」であるように、そして卒業後もずっとずっと、大切な時間を一緒に分かち合える「椿庭会」であるように、全力で取り組んで参ります。
新潟大学医学部・歯学部ソフトテニス部のOB/OGの皆様におかれましては、自分たちが支えて頂いた恩返しに、可愛い後輩の力になって頂けるように「椿庭会」に一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。また、今日まで私どもの部活動を様々な形で支えてくださいました皆様には、心から御礼を申し上げますとともに、引き続きのご厚誼・ご指導を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。
2022年4月1日
新潟大学医学部・歯学部ソフトテニス部OB/OG会「椿庭会」会長
高橋 昌
(新潟大学大学院医歯学総合研究科
地域医療確保・地域医療課題解決支援講座
災害医学・医療人育成分野 特任教授)